| 2007-6-16作成 2005-10-28作成 |
■ＴＯＭＣＡＴインストール後、Ｊａｖａをバージョンアップするとき
◇JDKのバージョンアップ
TOMCATインストール後にJava SDK（あるいはJRE）のバージョンを上げたら、TOMCAT起動時にエラーになった場合以下を参考にしてください。
ちなみにTomcatインストールディレクトリの logsディレクトリ（例：C:\Apache Software Foundation\Tomcat 5.5\logs）下にjakarta_service_YYYYMMDD.log（YYYYMMDDの部分は日付が入ります）というファイルが出来ます。そこに
[2007-06-02 16:59:38] [info] Running Service...
[2007-06-02 16:59:38] [info] Starting service...
[2007-06-02 16:59:38] [174 javajni.c] [error] 指定されたモジュールが見つかりません。
[2007-06-02 16:59:38] [947 prunsrv.c] [error] Failed creating java C:\Java\jre1.5.0_03\bin\client\jvm.dll
[2007-06-02 16:59:38] [1202 prunsrv.c] [error] ServiceStart returned 1
[2007-06-02 16:59:38] [info] Run service finished.
[2007-06-02 16:59:38] [info] Procrun finished.
[2007-06-02 16:59:38] [info] Starting service...
[2007-06-02 16:59:38] [174 javajni.c] [error] 指定されたモジュールが見つかりません。
[2007-06-02 16:59:38] [947 prunsrv.c] [error] Failed creating java C:\Java\jre1.5.0_03\bin\client\jvm.dll
[2007-06-02 16:59:38] [1202 prunsrv.c] [error] ServiceStart returned 1
[2007-06-02 16:59:38] [info] Run service finished.
[2007-06-02 16:59:38] [info] Procrun finished.
と表示されている場合です。
「スタート」−「プログラム」−「Apace Tomcat 5.5」−「Configure Tomcat」と進みます。その画面で「Java」タグを選択してください。
ここで「Java Virtual Machine」欄に、Java JREへのパスが入っています。ここを有効なJava JREへのパスに修正することによって、正しく起動できるようになります。
ここで「Use default」にチェックしておく、という手もあります。
こうしておくと次回から自動認識されるので、Javaバージョンアップの度に修正する必要はありません。ちなみに「Use Default」チェック時の自動認識で、なにを基準にしているのか試してみましたが（環境変数かリポジトリか）、具体的な仕組みを突き止めるまでに至りませんでした（リポジトリのようだが、どのリポジトリキーを参照してるのか、確証がとれませんでした）。
ただしJDK1.5やJDK1.6などバージョンの異なる複数のJavaをインストールして、いろいろと評価・実験をしたい場合はこの「Use Default」はチェックしないほうがいいでしょう。自分で「Java Virtual Machine」欄に明示的に指定する必要があります。